ここ最近まったくといっていいほど、まとまった雨が降らなかった北岳。
今日は朝から小雨が降っていました、今も(18時)ガスガスです。
今までずーーとよかったのに今日に限って、雨! ペルセウス座流星群が見れそうに
ありません。明日に期待しましょう。
少しずつ、気温も下がってきましたよ。今朝の最低気温9℃
これから、さむーくなったらあったかい飲み物であったまりましょう
ちょっとひとネタ!
うちのお味噌汁美味しいってお客さんには喜んでいただいているんです。
その秘密は、スタッフが心を込めて作っているのはもちろんですが、
お味噌にも美味しさの秘密が、、 甲州味噌を使ってるんです。
地のものを食べて行ってください!五味醤油
甲州みそって?
世にも不思議なミックスみそ
甲州みそは、上のどのカテゴリーにも入らない、不思議なみそ。
米麹と麦麹をだいたい半分ずつミックスした「合わせみそ」です。
どんな味?
一言でいうと、ベースはさっぱりした関東・東北みそ。
そこに、九州みその甘みがミックスされて、しつこくないのにまろやかな味が生まれます。
そう。
甲州みそはここにしかない、特別なおみそなのです。
どうして甲州みそが生まれたの?
みそのバリエーションは「麹の種類」がポイント。
そして、麹の種類は、「主食が何か」で決まります。
甲府は狭い盆地で斜面が多く、稲作に適していません。
なので、お米の収穫が少なく、関東みその特色である米麹だけでは、お味噌を作るのには足りなかったのです。
時は遡って戦国時代。
武田信玄の兵隊が進軍する時に食べ物の腐敗を防ぐおみそは、携帯食に欠かせない調味料でした。おみその増産を考えた信玄は、冬にほったらかされていた田畑の裏作として、麦を育てることを考えました。
大麦をおにぎりに混ぜて麦飯にし、さらに麦麹をたくさん作り、米麹不足を補ったのではないか。
こんなストーリーが浮かんできます。
甲州みそは、主食の不足を補うための知恵から生まれたのです。
ほうとう~甲府だからこそ生まれた郷土食~
ほうとうってご存知ですか?
甲府名物の、具だくさんなうどん。
このほうとうのベースは、甲州みそです。
ここには、米と大麦が入っています。
そして、麺は小麦でできています。
この三つの素材には、主食の乏しい甲府の土地の工夫が現れています。
具だくさんになったのも、小麦粉が少なくて済むからという説もあります。
寒暖の差が激しくて、斜面が多い甲府では、お米や小麦が十分に取れない。
そんな背景から生まれてきたのが、ほうとうなのです。
食べものを見ると、その土地と歴史がわかるんですね。
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